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Posted by おてもやん at

2010年02月11日

合気道をやってます まえがき

合気道を始めて出会った人たちや行った場所がたくさんあります。
長い事通った道場もあれば、旅行ついでに訪れた場所や、合宿で
訪れた場所など、その中で多くの人と知り合いました。
なかなか貴重な体験だと思うので、記録として書いています。  


Posted by masa at 07:25Comments(0)合気道

2010年02月11日

合気道をやってます 2

合気道をやってます。

初めてすぐの頃は、いったい何をやってるのかさっぱり分からず、
ただ面白いって事しか分からなかった。
でも、回を重ねるごとに少しずつ少しずつ見えなかった事が見えてくる、その分、分からない事が増えてくる。

ちなみに先生はオランダ人なので、普段はオランダ語、だから、まともに
技の説明を聞いた事はない、技の名前は日本語なので、その名前だけを聞いて
練習をする日々。耳から入らない分、目で見て体で考える、だから普通の人とは身につけ方が違う、職業柄見る事に関しては慣れているし、そして見ることが養われたと思う。

ヨーロッパではよく海外から先生がやってくる。
あるときアメリカからやって来た日本人の先生のセミナーがあると聞き、同僚と一緒に隣町まで、そのとき初めて基本的な動きだけでない、体術や武器技を練習する。そしてそのとき初めて杖を手にする。
あの時の感動は今でも覚えてる、周りがやっているのと同じように動くので精一杯なのだが、杖を体の動きで操るその感覚の新しさ。きっとパイロットが初めて飛行機にのった時はそう感じるのではないだろうか。

その後から自分の武器、木刀と杖がほしくてほしくてたまらない。
同僚いわく、だいたいみんな自分の武器を買うのは始めてから1年ぐらいしてからだそうで、そのときは7ヶ月目ぐらい、ちょっとフライングだが、かまうものか、いざ武道専門店へ。

まずは練習する頻度の高い木刀から購入する事に、たった一本の木刀なのだけれど、お店にある白樫の木刀をすべて振ってみる。
同じ様に作られていても、やはり持つと違う、振ってみるとさらに違う、重心が違えば手に持った感じも違う。やはりどんなものでも自分にあうものはあり、それが良いものの定義ではあるが、理屈はない。

木刀を手に入れてから、そのときは屋根裏にすんでいたので天井が低く、部屋で振る事は出来ず、そのかわりしばらく抱いて寝た。  
タグ :合気道


Posted by masa at 07:08Comments(0)合気道

2010年02月11日

合気道をやってます 1

合気道をやってます。

 オランダに来てすぐの4、5月頃からはじめたので、そろそろ三年。
費やしている時間の事をかんがえと、たったの3年って感じだけど。

 日本を出る前にふと柔術をはじめたのがきっかけ、なんかそれっぽいのを探してた。そうするとオランダ人の同僚が合気道をやってて、「道場に遊びにくる」ってな感じ。それで遊びに行った日からというもの、生活の大切な要素になっている。

 最初の道場はオランダ、アムステルダムのゴッホ美術館の近く。
歩いても20分かからない場所に住んでいたから、いつも仕事の後、家に帰ってパスタを食べて、歩いて道場まで通った。夏夜は日が長いからまだ美術館の隣りの大きな公園でサッカーやスケボーで遊んでいる人たちがいる、そして、冬は寒い中、ダウンジャケットを着て静まりかえった公園の中を歩いて行く。
 先生はオランダ人、生徒はオランダ人メインだけど割とインターナショナルで合計4、50人ぐらい、でも普段畳の上にいるのは平均15から20人ぐらい。細長い夏熱く冬寒い空間で、裏のスイミングプールからちょっと消毒の匂いがたまに臭ってくる。床には畳、といってもゴムで再現したような畳モドキの上で、毎週月曜日と水曜日の夜一時間半の練習。

余談だけど、何度もオランダから出てるから、その度にお別れを言っていて、でもいつも戻ってくるので「また戻ってくるんだろ、もう信じないよ」って聞いてもらえない。縁とは不思議なものだ。


【アムステルダムの道場:最初のお別れの時のもの。僕の隣が先生「カーゴ」】  


Posted by masa at 07:06Comments(0)合気道